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アメリカ在住の日本人がいろいろ書き散らす

【SNSやりません!】 ソーシャルメディアを使わないセレブとその理由

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画像は本文とは全く関係の無いスーパーで売ってたハンバーガー型カップケーキ。だったらミニ・ハンバーガー作りゃいいじゃない

 前回、「Doomscrollingやめるぞ」宣言をした者です。

blog.writedreamlive.info

 あのあと、アメリカ南東部に巨大ハリケーン「アイダ」が上陸、現在も温帯低気圧になって進路に猛威をふるっているわけですが・・・。その被害のあまりの惨状に、またノンストップDoomscrolling!

 日本で報道されたワクチンの異物混入問題も、「摂取する人が減ってしまうんだろうか」とかなり心配→→→Doomscrolling!

 って、どっちも、本当に自分にはどうにもできない問題で、乱暴に言えば知るだけ無駄というか心配している暇があったら働けというか、なぜ、なぜ、そういう「無駄」に時間を費やす? 

(※今、「ついやす」と書いて変換し、「費やす」になったことに衝撃をうけた。今日この時まで「費す」だと思っていた・・・ショックのため数分が経過・・・)

 私のように、最近、Twitterやらニュースサイトやらに向かう時間が増えている人は多いはずだ!! 

 しかし、結論を言おう。

 やはりクールな人たちは、ソーシャル・メディアなど使わない。

 いや、違う。

 真にクールな人たちは、ソーシャル・メディアを使わなくてもクール、使ってもなんかクール。
 
 以下の有名人たちの「私がソーシャルメディアを使わない理由」を読んでみて欲しい。これらの言い分、彼らが言うとカッコいいんだけど、私が言うと、なんか途端に「乗り遅れたBBA感」が出るのが納得がいかん。

 例えば、日本ではあまり知られていない人だからここには載せなかったんだけど、とある若い女優さんが、SNSをやらない理由を問われて、

「やってみたけど、個人的には何が面白いのかまったくわからなかった」

とズバッと答えてたんですよ。これ、彼女が言うとかっこいいですけど、私だったら・・・。

 というわけで、容姿端麗だったり才能があったりする人たちは、結局どう転んでもクールという平凡な結論に至った。

 それにしても、皆さん、自分の言葉でしっかり語っていて中身もかっこいいね。

ロード

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何年か前にTweetを全部消しちゃったんだよね・・・

 十代で衝撃のデビューを飾ったニュージーランドのシンガーのロードちゃんももう24歳。ソーシャルメディアは、アルバム発表の際などにたまーに使うようですが、ほとんど停止状態。最近のインタビューより。

「TikTokガールやインスタグラム・ストーリー・ガールになりたいのかわからなくなった。そこが真の分かれ道だった。”子供でいたいのか?それとも、そこから24歳でちょっとした経験あるリーダーみたいな感じに変わって行きたいのか?”、そんなふうに自分に聞かなくちゃいけなかった。後者が今の自分としてしっくりくるし、そうでありたいと思う。(そうなるまで)ちょっと時間かかったけどね。」

“I didn’t know if I wanted to be a TikTok girl, Instagram stories girl, and it was a real crossroads. I had to be like, ‘Do you want to keep being the kids? Or do you want to transition through that and be something of an elder statesman at 24?’ Which I really feel like I am now, which I love, but it took a minute.”

2021年のThe Sane Lowe Showのインタビューより

レイチェル・マクアダムス

30歳くらいの時のお言葉。彼女みたいなかわいいお顔で言うと素敵なんですけどね。

「ラジオでニュースを聴いたりしているし、テレビも持っていないし、電子メールも苦手なの。」

"I listen to the news on the radio. I don’t have a television and I am really bad at e-mail"

(2009年、People誌とのインタビューより)

ミラ・クニス

以下に出てくる「彼」は、夫のアシュトン・クッチャー。インタビュー当時、30代半ば。

「(SNSの流行という)電車に完全に乗り遅れた。(ー中略ー) 彼は、かつてソーシャル・メディアが人々を結びつけていた頃はソーシャル・メディアに対して前向きだったの。でも、誰が一番うるさいか、誰が一番怒っているか、誰が一番ネガティブか、そんなことばかりの醜いものになってしまった。そうなるともうやってて楽しいものじゃない。」

“I was so late to that train. (snip) He used to be incredibly forward-thinking with social media, when the intent was to connect to people. But it took an ugly turn and became all about who can be the loudest, who can be the angriest and the most negative. Then it’s just not a fun game to play.”
2018年、コスモポリタン誌とのインタビューより)

シアーシャ・ローナン

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酷い邦題! シアーシャちゃんは左から二番目、ジョー役でした

2018年、インタビュー当時23歳でした。

「(ソーシャルメディアを使うのは)手がかかりすぎるし、ストレスも大き過ぎる。ここ2,3年は電話やテクノロジーとちょっと距離を置く感じでやってきているんです。」

"It’s too much work for me and too stressful. I’ve developed a kind of distant relationship with my phone and technology over the last couple of years."
2018年The Wrapとのインタビューより)

エマ・ストーン

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『ラ・ラ・ランド』より『ゾンビーランド』

「自分にとってポジティブなものじゃないと思う。」

"I think it wouldn’t be a positive thing for me."
2018年ELLE誌に掲載された、友人であるジェニファー・ローレンスによるインタビューより)

ティナ・フェイ

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ティナ・フェイの才能が欲しい・・・

女優兼コメディアン、コメディ作家なのでちょっとふざけながら理由を語っている。

「(SNSを使わないのは)乳首出せるようになるまで待ってるだけ。乳首が見せられないなんて、そんなものはやるわけにいかないわ」

“I’m just waiting to be able to show my nipples. If I can't show my nipples, I don’t want any part of it.”

「ほんとのところは、一日のうちで時間が無いっていうだけ。私はたくさん仕事しているし、仕事していない時間は子供といたい。自分の食事がどんな感じだったかなんてインスタグラムとかに公開したりはしません。」

“There’s just not enough hours in the day for it really. We both work a lot. And if we have time that we’re not working, we want to be with our kids. I’m not going to be curating what my meal looked like for Instagram or something.”

(テレビ番組Entertainment Tonight出演時のインタビューより)

 ソースが見つけられませんが、ティナ・フェイ、どっかで「あなたSNSやったらすごく面白いこと書きそうなのに」と言われ、「なんで(ギャラも出ないSNSに)タダでジョークあげなくちゃいけないの?」とも言ってましたっけ。

クリステン・スチュアート

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いつも物憂げな表情 クリステンのはじけるような笑顔が見てみたい

以下の言葉を語った当時26歳だったクリステン。プライベートアカウントは持っている様子。

「馬鹿らしく聞こえるだろうし、みんな言ってる事だし、年寄りみたいだけど、(SNSの代わりに)もっとクールなことができるのに。SNSって時間食うし。」

"I know I sound ridiculous and really obvious; everyone says this, and I sound like an older person, but we could be doing way cooler shit. It's so time consuming."
2016年BAZAAR誌とのインタビューより

スカーレット・ヨハンソン

まだ20代だったスカヨハさんのお言葉。彼女は、お色気だけじゃなくて頭も良さそう。きれいな人だけだったらいっぱいいるもんね。中身も伴ってないとあのポジションまではいけない。

「個人的に、自分をそうやってブランディングする必要を感じない。情報を共有したり何かの認知度を上げたりする手段としては、ソーシャル・ネットワークは前例の無い新しさがあると思うけど。(中略)自分の日常生活を詳しくひっきりなしに伝えるなんて、一番やりたくないこと。一部の俳優たちがTwitterアカウントを持っているのはいつも驚きですね。」

Personally, I don’t feel the need to brand myself in that way. But as a means to share information and raise awareness of things, I think these social-networking platforms are unprecedented. (snip) I can’t think of anything I’d rather do less than have to continuously share details of my everyday life. I’m always surprised that certain actors have Twitter accounts.
2011年Interview Magazine誌のインタビューより)

ダニエル・ラドクリフ

彼ももう30代!! 信じられない。最近の動画より。

「このことに関しては、知的で考え抜かれた理由があると言いたいところだけど、もしTwitterとかやったら、次の朝には ”ダニエル・ラドクリフ、Twitterで一般人と喧嘩” みたいなニュースでみんなを起こすことになることは100%確実だからなんだ。(中略)正直、メンタルもそんなに強くないし。今はだいぶメンタルもマシになってきてるけどね。」

"I would love to say there's some sort of intellectual, well-thought-out reason for this, because I considered getting a Twitter, and I 100 percent know that if I did, you all would be waking up to stories of like, 'Dan Radcliffe gets into fight with random person on Twitter. (snip) I don't honestly think I'm mentally strong enough, but right now I think I'm all right with that.
"2020年の動画「First We Feasts' Hot Ones」より

クエンティン・タランティーノ

 撮影現場で携帯を出したスタッフや俳優をその場でクビにするほど、携帯電話が嫌い。というか、デジタル・テクノロジーを憎んでいる? ブラット・ピットが、タラちゃんはいまだに自宅に昔の留守電(カセットテープがくるくる回るやつ)を置いていて、彼に連絡をとるにはそこにメッセージを残すしかないということを暴露。SNSなどやるはずもない。現在50代とは思えない。
 私は、彼は実は公にしている誕生日の50年くらい前に生まれていて、タイムトラベルしてきた人なのではないかと疑っている。

もう一度結論

 私が最後に出て来たタランティーノみたいだったら・・・。多分、周囲にむちゃくちゃ心配されるだけだろう。

 タラちゃんだから許される。タラちゃんがそうだとキャラの一部。クレイジーでクール。才能さえあればなんでもありなんだよね。

 最後に、24歳で悟ったロードちゃんのTwitterアカウントのプロフィールよりどうぞ!!

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ロードちゃんのプロフィール欄のお言葉・・・

How we spend our days is, of course, how we spend our lives. (日々をどう過ごすかは、言うまでもなく、どんな人生を送るかということ。)

 おじさんおばさん、毎日を大切にね! 

 と、ロードちゃんが私にお説教しているー!!! ヒィーーーー!!!

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