ハイキング中に謎の変死をとげた一家・・・だれかこのミステリーを解決して!
2021年8月17日。
米国カリフォルニア州のヨセミテ国立公園の国有林Sierra Forestのハイキングコースのそばで、ある一家が全員遺体で発見された。
ジョン・ガーリッシュ(John Gerrish)さん45歳、その妻のエレン・チャン(Ellen Chung)さん31歳、夫妻の一歳の娘さんMijuちゃん、そして一家の飼い犬。
検死の結果、死因となるような外傷や争った形跡は全員にまったく見当たらなかったという。
健康な一家が全員、飼い犬まで、突然、森でパタリと亡くなってしまった。その地域で20年間のキャリアがあるという警察官も、
「いろんなものを見てきたが、こんな死は見たことがない」
と当惑している。遺体発見場所付近の捜査は、危険物取り扱い用のスーツを着用して行われているが、現在、有力な手掛かりは無く、死因解明には進展が無いらしい。
夫妻は、アウトドアで過ごすことが趣味で、言ってみれば上級ハイカー。GoogleやSnapchatのソフトウェア・エンジニアだったという夫も、そして妻も教育レベルの高い人たちで、夫婦仲も良く、娘さんの誕生で幸せいっぱいだったという。かわいい娘さんをだっこしている家族写真が本当に悲しい。何が起こったんだろう。
あまりにミステリアスな死で、全国的に取り上げられ、ネットでもいろいろ推理されている。
今のところ、以下のような原因が検討されている。
(1)炭鉱からの有毒ガス説
(2)熱中症説
(3)雷に打たれた説
(4)川の藻から発生した有毒ガス説
(5)藻から出た有毒物質を含んだ川の水を飲んだ説
(6)宇宙人にやられた説
(1)と(3)は、捜査チームの検証の結果、死因となった可能性は低いだろうとなっている。(2)はまだ外されていない。一家がハイキングした日は、35℃越えの暑さだったという。でも、それだったら、検死でわからないものなのかな・・・。
今のところ、(4)が最有力らしく、万が一ほかの人にも被害があってはならないということで、国有林の一帯は閉鎖されてハイキング禁止になっている。しかし、水から発生する有毒ガスの場合、付近一帯で鳥とか野生動物がもっと死んでいないとおかしいという指摘もある。第一、あの一帯は水不足で川の水も激減だったんじゃないのか。そんなに大量に有毒ガスが出せるほど、藻が繁殖できるほどの水が残っていたのか??
暑い日だったので、(5)もネットではありうるのではないかと言われているけれど、アウトドアに詳しかった夫妻が川の水をそのまま飲むとは考えにくい。フィルター付きの水筒を使っても飲む気がしない水質なことは知っていたはずだ。
地球の温暖化の影響で、アメリカ国内の海や湖が人体に有毒なガスや物質を出す藻だらけになっていて、遊泳エリアが制限されているというのは聞いたことがある。よく訪れていた川なんかも、最近はどこも緑色になっているとは感じる。
でも・・・健康な一家とペットがパタッと死んでしまうほど、危ないものなの!? 助けを求める暇も無かったの!? 怖い!!!
警察は、住民に「心配することも怖がることもない」と呼びかけているけれど、一家の死因が原因がわからない以上、説得力無いっていうか・・・。
謎は深まるばかり。
現在毒物解析の結果待ちで、数週間以内に死因は判明するのではないかと期待されている。
何かわかったら、また記事に書きます。
って、こういうミステリーが気になって仕方ないのは私だけ・・・?